Webサイトを運営する上で参考となる情報をご紹介します。

下記は2018年3月現在の情報です(仕様や名称などは変更される可能性があります)。また、下記のリンク先はすべて外部サイトとなり、別ウィンドウで表示されます。

ドメイン、レンタルサーバー

レンタルサーバー

レンタルサーバーを選ぶ際に考慮すべき点は、信頼性・安定性、料金、ディスク容量、メールアドレスの設定数、CGI・SSI・PHP等が利用できるかどうか、転送量の上限値、独自SSL(https化)について、などになるでしょう。

信頼性・安定性

これについては「使ってみなければ分からない」というのが正直なところですが、一般的に、大手の事業者の方が安心感はあるかと思います。(業者名を使って検索し、複数の評判を確認してみることをお勧めいたします)

料金

一般的なサイトであれば、月額1,000~3,000円程度のプランで十分かと思われます。料金の違いは主に、ディスク容量、メールアドレスの設定数、転送量、電話サポートの有無、などによって変わってくるようです。

ディスク容量

現在のレンタルサーバーにおきましては、低価格のプランであってもそれなりのディスク容量が確保されています。使用量の例としましては、テキスト主体のTAG index(1万ページ以上で構成)で200MB未満、エーイージーネットワークのサイトに至っては10MBも使用していません。写真を多数掲載するサイトであっても、数GBの容量があれば十分かと思われます。

メールアドレスの設定数

低価格のプランの場合は、メールアドレスの設定数に上限が設けられている場合が多いです。自社内で必要とするメールアドレス数を考慮してプランを選択する必要がございます。

CGI・SSI・PHP等が利用できるかどうか

これらの機能は、メール送信フォームやコンテンツの更新機能を設置する際などに必要となります。多くのサーバーでは対応していますが、念のため確認しておくことをお勧めいたします。

転送量の上限値

よほどの人気サイト(または巨大なデータをダウンロードするサイト)でなければ、転送量はそれほど気にする必要はありません。(転送量の上限値に達しそうになったときに、上位プランへの変更を検討すれば宜しいかと思います)

独自SSL(https化)

Googleが常時SSL(暗号化通信)を推奨したことにより、一般的なサイトでもSSLを導入するケースが増えてきています。本格的なSSL化(企業認証型・EV)には年間数万円~十数万円程度の追加費用が必要となりますが、簡易的なSSL(ドメイン認証型)を無料、または格安で提供してくれるレンタルサーバーも増えつつあります。

※常時SSL化はGoogleの検索順位に多少の影響を与えると言われています。

ドメイン

ドメイン名はできるだけ短く、覚えやすいものが好ましいのですが、そういったドメインは既に取得されているケースがほとんどです。希望するドメインが既に取得されてしまっている場合は、途中にハイフン( - )を入れるなどして独自のドメイン名を考え出さなければなりません。

トップレベルドメイン(末尾の .com や .co.jp などの部分)の種類により、ドメインの維持費は異なります(年間1,000~4,000円程度)。

参考ページ

エーイージーネットワーク直営のサイトでは、ドメインの管理にはバリュードメインを、レンタルサーバーにはコアサーバー(一部のサイトはエクスリア)を利用しています。このサーバーは、ドメインの更新やDNS設定(ドメインとサーバーの関連付け)などを自分で行いたい方に適しています。

Google アナリティクス

Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供するアクセス解析サービスです。このサービスを利用することにより、自社サイトのアクセス状況を詳細に確認できるようになります。

このサービスを導入するには、専用のコード(トラッキングコード)を各ページ内に埋め込む必要があります。そのため、導入を予定されているお客様には、Web制作の作業期間中にアナリティクスのアカウント開設、および専用コードの発行を済ませておいていただく必要がございます。

※アカウントの開設と専用コードの取得はお客様ご自身でお願いいたします。(代行についてはご相談ください)

※正直なところ、アナリティクスを導入されたお客様であっても「管理画面はほとんど見たことがないよ」という方も多いです。ですが、今すぐには必要としていなくても、将来的にそのデータが役立つ場面もあるかと思いますので、Webサイトを開設・リニューアルされる際にはできるだけ導入しておくことをお勧めいたします。

参考ページ

Google サーチコンソール

Googleサーチコンソールは、Googleが無料で提供するWebサイト管理者向けのツールです。このツールを利用することにより、Googleの検索エンジンが自社サイトをどのように認識しているかを確認することができます。

具体的には、検索結果における自社サイトの順位、検索時に使用されたキーワードやクリック数、検索結果からどのページにどのくらい流入したか、検索エンジン側から見たサイトの問題点、などを確認することができます。そして、それらの情報は継続的なSEOに役立てることができます。

このツールを導入するには、登録するサイトの所有権が自社にあることを確認(証明)する作業が必要となります(第三者が勝手に登録できないようにするため)。この作業にはページの書き換え、または専用ファイルのアップロードが必要となる場合がありますので、導入をお考えのお客様は事前にお知らせください。

※アカウントの開設はお客様ご自身でお願いいたします。(代行についてはご相談ください)

参考ページ

Google マイビジネス

Googleマイビジネスは、Googleの検索結果やマップ上において、自社のビジネス情報をPRすることができる無料のツールです。

会社名や店舗名をGoogleで検索すると、画面右側のボックス(ナレッジパネル)に会社(店舗)情報が表示される場合があります。Googleマイビジネスに登録しておくと、この枠に表示される自社のビジネス情報(住所、電話番号、営業時間、写真、他)を自社内で管理できるようになります。(通常はGoogleが自動的に情報収集を行っています)

このビジネス情報は、地域名+業種名で検索した際にも、関連する会社(店舗)のリストとして表示される場合があります。ビジネス情報を最適化しておくことで、このリストの上位を目指すことも可能となります。

※特に、店舗集客型のビジネスではそれなりの効果が期待できますので、登録がまだの方はGoogleマイビジネスに登録しておくことをお勧めいたします。

このツールを利用するには、そのビジネス情報のオーナーが自社であることを確認(証明)する作業が必要となります(第三者が勝手に編集できないようにするため)。登録の際、確認用のコードが電話またはハガキで送られてくるので、そのコードを入力して登録を完了することになります。

参考ページ

Twitter・Facebookページ

TwitterやFacebookページを利用している場合は、Webサイトと連携させることでその効果をより高めることが可能となります。

例えば、上記サービスのタイムラインをトップページなどに埋め込むことで、お知らせの告知として利用できるだけでなく、ユーザーとの繋がりをより深めることにも役立つかもしれません。

※連携をお考えのお客様には、事前にお打ち合わせさせていただきます。

Facebook app ID(アプリID)

FacebookのサービスをWebサイト内に埋め込む場合、Facebook app ID(アプリID)が必要となる場合があります。

このIDはお客様のFacebookアカウントでログインした後に発行する必要があるため、IDの取得はお客様ご自身で行っていただくようお願いしております。初めての場合は若干とっつきにくい部分があるかとは思いますが、作業自体はそれほど難しいものではありません。

※IDの取得方法がどうしても分からない場合には、お申し込みの際、またはお打ち合わせの際にご相談ください。

参考ページ

※公式の説明は分かりづらいので、一般の解説サイトを参考にすることをお勧めします。(Facebookの仕様は定期的に変更されますので、できるだけ新しい記事を参考にしてください)

YouTube チャンネル

YouTubeにチャンネルを開設することで、動画を手軽に公開することができます。そして、YouTubeで公開された動画はWebページ内にも埋め込むことが可能です。

2018年現在、動画を活用しているサイトはまだそれほど多くはありませんが、用途によっては、自社の情報をより効果的に伝えられる可能性を秘めています。特に、店舗の雰囲気やスタッフの人柄、商品の使用方法など、文章や写真だけでは伝わりにくい箇所で活用すると効果的かと思います。

※動画の活用をお考えのお客様は、お申し込みの際にご相談ください。

参考ページ

オンラインショップサイト

自前でネットショップを開設することは、セキュリティやカード決済導入を考えるとハードルが高いものです。

できるだけ低コストで、面倒な手続きを簡略化し、リスクを最小限にしてネットショップを立ち上げたいとお考えの方には、固定費が少額(または無料)で決済サービスが備わっているネットショップサービスのご利用をお勧めします。

その際、お客様のホームページからリンクしておくことで、より効果を高めることが可能となります。(サイト内で商品の詳しい説明を行い、「ご購入はこちら」という形でネットショップにリンクすることができます)

参考ページ

上記の条件に合う有名どころをいくつかご紹介いたします。

※上記手数料の他、入金時の振込手数料等が発生する場合があります。詳細かつ最新の情報は、各サービスのサイト内で確認してください。

※月額の固定費を払って販売手数料を無料にするか、またはその逆を選ぶかにつきましては、商品の価格帯や販売数量によっても変わってくるかと思います。また、そのショッピングサイト本体の集客力も考慮すべき点になってくるでしょう。

写真撮影

サイトに掲載する写真のクオリティは、そのサイトの印象に深く関わってきます。昔と違い、現在のWebサイトでは大きめのサイズで写真を掲載するケースが増えていますので、解像度の低いピンボケしたような写真を載せていると、それだけで「この会社(お店)大丈夫なのかな?」といった印象を持たれてしまいかねません。

できればプロのカメラマン(またはハイアマチュア)に撮影を依頼していただくのがベストなのですが、それが難しい場合は下記の点にご留意いただいた上で写真撮影を行っていただけたらと思います。

  • 被写体にピントを合わせてください。(ピンボケしている写真は基本的には使用できません)
  • 写真が暗くなりすぎないようにしてください。ある程度はソフトで補正が可能ですが、それにも限界がございます。屋内で撮影する場合はできるだけ部屋を明るくし、屋外の場合はできるだけ逆光を避けて撮影するようにしてください。
  • 写真の構図に余裕を持たせてください(少し引き気味に撮影してください)。Webサイトで使用する写真は、部分的に切り取って使用するケースが多くなります。その際、被写体をアップで撮影されていますと、構図の自由度が著しく低下してしまうことになります。被写体の周辺に余裕を持たせていただければ、アップで掲載したり横長のサイズで掲載できるなど、デザインの自由度が高まります。
  • Webサイトの制作では、写真の上に文字を重ねることもよくあります。被写体が中央に配置された写真も必要なのですが、同時に、被写体を右や左(または上や下)に配置して撮影された写真がありますと、文字を重ねやすくなりデザインの自由度が高まります。
  • ひとつの場面を複数の構図で撮影しておいていただけますと、選択肢が増えてデザインの自由度が高まります。

Google アドワーズ

即効性のある集客をお考えの方には、広告サービスを利用してみることをお勧めいたします。特にGoogleアドワーズは、低予算であっても工夫次第で効率の良い出稿が可能になるのでお勧めです。

Googleアドワーズの特徴としましては、

  • クリック課金型である(広告がクリックされたときのみ料金が発生 → 無駄がない)
  • 自分で広告の内容を変更できる(効果を見ながら最適な内容にしていける)
  • 低予算から出稿できる(お試し感覚での出稿が可能 → 費用対効果をある程度は検証できる)
  • キーワードによる絞込みが可能(ターゲットユーザーを絞り込める)
  • 地域や時間帯による絞込みが可能(ターゲットユーザーを絞り込める)

などが挙げられます。

全体的に、広告主に対して極力無駄な費用が発生しないように配慮された仕組みになっています。

参考ページ

QRコードの活用

スマートフォンによるWebの利用が一般的になった今、QRコードは最大限活用すべきものと考えております。

ホームページのURLをQRコード化することで、スマートフォンのカメラ機能を使って簡単にアクセスすることができるようになります。

名刺やチラシ、パンフレット等の印刷物はもちろんのこと、ホームページ内におきましても、PCユーザーに対してはQRコードを掲示しておくことをお勧めいたします。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

参考ページ

QRコードの取得は非常に簡単です。個人的には下記のサイトが使いやすいのでよく利用させていただいています。